日々の釣行楽しくご安全に!
自分のことを生粋のジャークベイターだと思う男、フーミンです。
今回は、年中どの季節でも使え、更に冬の寒さが厳しい季節に輝くルアー「ジャークベイト」について書いていこうと思います。
ジャークベイトとは
まず、ジャークベイトとは、ミノープラグ(魚を模したルアー)の一種です。
主に「ジャーキング」というテクニックを使用し、水中でルアーをアクションさせて使うルアーのことを言います。
様々なメーカーから発売されており、水に浮く「フローティング」、ゆっくりと浮き上がる「スローフローティング」、水中で任意の深さで留まる「サスペンド」、水中に沈んでいく「シンキング」など、ジャークベイトの中にも浮力の違いによって種類があります。
また、ベイトフィッシュの大きさによって使用するルアーを使い分けるため、各社のルアーサイズを見ると概ね数種類のサイズを展開しております。
上記の浮力や大きさの他に、ダート幅(ジャークした際にルアーが左右に跳ぶ幅)もそれぞれのルアーで異なります。
例えば有名どころでは、SMITHWICKから販売されている「ラトリンログ」や、メガバスから販売されている「X-80」などは比較的ダート幅が大きいです。
ダート幅が大きい分、広範囲のバスにアピールする事が可能であり、アピール力も大きいと言えるので、活性が高いハイシーズンに使用することをオススメします。
一方、NISHINE LURE WORKSから販売されている「ERIE 115SD」や、「ERIE 95 SD」、メガバスの「VISION ONETEN」などはダート幅が小さく、よりナチュラルな動きをします。
動きになかなか反応しきれないバスや、真冬や初冬などの低活性な時期に使用すると良いでしょう。
ダート幅の違いは、各フィールドでのブラックバスの状況を見極めて使い分けると良いと思います。
使用タックル
「ロッド」
ジャークベイトで使用するロッドに求められることは「ジャーク」のし易さです。
ジャークがし易いロッドを使用するかどうかは、ジャークベイトを使用する上で重要な事柄です。
ロッドの長さは、使用される方の身長によって異なりますが、6ft~6.6ftまでのロッドをオススメします。
ジャークアクションは、ロッドを下に振る動作が基本のため、ロッドを振り下ろした際に、地面や水面に付かないロッドレングスが理想的です。
次に、ロッドパワーは使用するルアーウェイトによって異なります。
重いウエイトのジャークベイトを使用する場合はM~Hのロッドを使用し、小さく軽いジャークベイトを使用する場合はL~MLを使用すると良いでしょう。
使用するロッドの適用ウエイトや、ルアーの重さを確認して選択すると良いと思います。
ロッドのテーパーはレギュラー~レギュラーファーストを使用するのが一般的です。
ルアーコントロールがし易く、ジャークする際に適度にロッドが曲がり、ルアーに過度な水抵抗を与えないようなロッド調子が理想的です。
「リール」
110㎜以上の長さや、ルアーウエイトが重いジャークベイトを使用する場合、一般的にはベイトリールを使います。
110㎜より小さく、ルアーウエイトが軽いジャークベイトはスピニングリールを使用します。
ギヤ比に関しては、ローギア~ノーマルギアを使用するのが一般的で、エクストラハイギア・スーパーハイギアなどの高ギア比のリールは使いにくいかもしれません。
理由としては、一巻きあたりの巻き取り量が多いリールを使用すると、ジャークをしながらラインを巻き取る際に、この釣りにおいて非常に重要なポイントになるラインスラックを巻き取りすぎるからです。
ラインスラックを巻き取りすぎると、ジャークベイトに不自然な動きをさせてしまうのです。
もちろん、エクストラハイギアのリールでも使えないことはないので、その人の釣り方や技術レベルによって選べば良いと思います。
「ライン」
ジャークベイトは、ロッドを操作してルアーをアクションさせるため、ロッド操作をルアーに伝え易い張りのあるフロロカーボンラインを使用することをオススメします。
ベイトタックルの場合、フロロカーボンラインの10lb~16lbを使用するのが一般的です。
スピニングリールだと、フロロカーボンラインの4lb~6lbを使用します。ルアーウエイトや使用するフィールドの状況によって使い分けると良いでしょう。
また、「フローティング」のジャークベイトを使用する場合や、ルアーをあまり沈めたくない時、ルアーに過度なアクションをさせたくない場合は、ナイロンラインを使用します。
ナイロンラインはフロロカーボンラインに比べて比重が軽く、伸びやすいです。
フロロカーボンラインだとラインの重みでルアーを沈ませてしまう場合がありますが、ナイロンラインだとそれはありません。
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回はジャークベイトで使用するタックルをメインに書いてみました。
個人的な意見も多く含まれておりますので、ご参考程度に読んでいただければと思います。
かく言う私も、ジャークベイトはまだまだ勉強中です。自分の新たな武器の一つになれば良いなと思い、日々精進しております。
次回はオススメのジャークベイトやアクションなどを書こうと思います。
ではまた。
物心が付いた時には竹竿を自作して近所の川で毎日釣りをしておりました。
今は主にバスフィッシングをやっています。
楽しく釣りすることを心がけ日々釣行しています。
皆んなで素敵な釣りを楽しみましょう!