皆様、こんにちは!
《釣って楽しい&食べて美味しい》が釣りモットー!ゆきえもんです٩( 'ω' )و
前回は釣りを始めるならロックフィッシュがオススメとご紹介しました。
今回は釣りをする上で是非持って行って欲しい7つのアイテムを前半・後半に分けてご紹介致します。
このアイテムをお供すれば、万が一のトラブルが発生しても安心です。
どうぞ最後までお付き合い下さいませ(^^)
重宝!7つのアイテム紹介:前半3アイテム
まず初めに、前回の記事からロックフィッシュの住処・生態を軽くおさらいします。
前回は以下の2点をお話しました。
・岩場の陰や海藻の根元に住み着く
・テリトリー(縄張り)意識が強い
そしてロックフィッシュを狙う上で、オススメの釣り具として以下の2点をご紹介しました。
一つはオモリとハリが一体化したアイテム「ブラクリ」
そしてもう1つは魚の本能を刺激する作りの「ブラー」
今回のお話でご紹介するアイテムは、上記を元に実際に釣り場で起こりえるトラブルとその回避あるいは解決するアイテムの解説を致します。
また、今回のテーマの前提として、釣りを楽しむ為には「トラブル回避+トラブル発生しても解決出来る」のが理想です。
私、ゆきえもんは現在ロックフィッシュの記事を担当しておりますが、実際の釣りではロックフィッシュ専門というよりは、なんちゃって五目釣りといったところでしょうか。
気が向けばサビキ釣りもしますし、姿が見えればイカも青物も狙っております。(普段の釣りスタイルについては後日、釣行記にてご紹介します(^^))
話は逸れましたが、釣りが楽しくなり多様な釣りをすればするほど、荷物が増えたり、何かしらのトラブルリスクは上がっていきます。
せっかくの釣りをトラブル1つでつまらない事が無いようにしたいですよね。
故に竿やリールだけに注目するのではなく、アイテムまでしっかり準備して欲しいのです。
もちろん、7つの厳選の定義には賛否両論あるかと存じますので、この場では実際に私、ゆきえもんが経験したトラブルと使ってみて「助かった」「便利だな」と感じた実体験に基づきご紹介します(*`・ω・´)
トラブル①:荷物がかさばる・・・クーラーボックス
前述にありますように、釣りがある程度こなれてくると色んなアイテムを揃えたくなります。
実用性のあるものから、変わり種のアイテムまで、欲張れば際限がありません。
ワームやルアーに至っては様々なシチュエーションに合わせて「色違い」「重さ・サイズ違い」「フローディング」か「サスペンド」または「シンキング」なのか、等々。
私ゆきえもん、釣りにいったからには何か釣らないと気が済まない性質(たち)なので、あらゆる事態を想定して車には常にタックルを積んでいます。
フィールド到着後にセレクトして釣りに挑む、という使い方です。
しかし、天候やフィールドによっては車が侵入出来ない事があるのも事実。
特に海釣り公園等は、駐車場から選んだポイントまでタックルを運ばなくてはなりません。
★静岡県浜松市の新居弁天海釣公園。綺麗に整備されたトイレが複数箇所設置されていて、自販機も豊富。
ポイントによっては駐車場からめっちゃ歩きますが、砂浜・岩場・内湾・外海といったほぼ全てのフィールドを体験出来ます。
(※R3/9月21日時点・緊急事態宣言に伴い駐車場含め閉鎖中)
そんなかさばる荷物をまとめたい・・・そんな時に使えるアイテム。
「クーラーボックス」です。
釣り含めたアウトドアならなんでもござれ。汎用性に優れアングラーには欠かせない相棒です。
荷物をまとめるだけならバッカンなどでも良いのですが、クーラーボックスにまとめる利点としては「保冷力」があるのがポイントです。
我が家ではDAIWAのスノーラインS2400を愛用しています。
こちらのスノーラインですが、クーラーの保冷剤材質は「スチロール」を使用しており、同じサイズのクーラーボックスと比べると比較的軽量です。
保冷効果は季節等で左右されますが、4月にキャンプした際に1晩凍らせた2Lのお茶が半日は凍ったままでした。
8月の海釣りでコンビニのかち割り氷(1kg)を使う時も6時間程は氷の形を保ったまま、半日で溶けてしまっても水は5~10℃前後をキープ出来ていますので、釣れた魚を入れておくにも適切な温度をキープ出来るのがありがたいです。
家まで持ち帰る時間が基本2時間前後の為、夏場は傷まないように気をつけます。
食中毒にでもなってしまったら、最悪な釣りの思い出になってしまいますからね、、、(´・ω・`)
このようにクーラーボックスにまとめて収納しておくと、フィールド移動の時に荷物がかさまず非常に便利です。
写真ではベルトが外れてしまっていますが、もちろんベルト付きです。
肩にかけるも良し、ハンドル持って手提げでも良し。
両手が空けばスタンドやサンドポールも持ち運べるので、サーフに持ち込みもいけます。(^^)
ちなみに愛用中のスノーラインはラインナップで一番大容量の24Lタイプなので、そこそこの量のアイテムを収納出来ます。
夫婦2人の使用でも余裕あるくらいの内容量です。
写真の内容に+各種仕掛け・保冷剤・500mlペットボトル×4本追加していつも持ち運びしています。
総重量は5kg~6kg程、身近なモノで例えると2Lペットボトル3本分程です。
クーラーボックスの中に1つにまとめる事で釣り場の場所もとらず、椅子代わりにもなるので疲れた時の休憩にも使えるのが本当に便利ですよ。
どうぞお試しあれ。٩( 'ω' )و
トラブル②:手が傷つく・・・軍手(フィッシンググローブ)
さて、釣りをしている上で気を付けたいのが事故と怪我です。
事故や怪我は気を付けていても貰ってしまうこともありますが、なるべく楽しい釣り中に傷つくのは避けたいところです。
※事故防止についてはまた改めてお話させて下さい<(_ _)>
そんな時に使いたいのは・・・ずばり軍手(フィッシンググローブ)です。
フィッシンググローブと言いましたが、そこまで大それたモノでなくても良いのです。
強いて言えば「グリップ力」「伸縮性」「機能性」があるのがオススメです。
その中で、ゆきえもんと夫が愛用しているのは東和コーポレーション製【EXTRA GUARD 009 Airflow】です。
参照:東和コーポレーション:EXTRAGUARD 009 Airflow
手のひら部分に多孔質PUを使用している為、高い「グリップ力」と通気性に優れています。
根がかり時に万が一ラインを引っ張って回収する事になった場合に手に巻き付けても、きつく食い込まずにしっかり握る事が出来ます。
※引っ張って外すのは、なるべく海中に人工物を残さないようにする為の最終手段です。根がかりしたら、まずは落ち着いて違う方向から引いてみたり ゆっくり上下に動かして外すようにしてみましょう。
手の甲~指の側面部分はメッシュ素材なので通気性はもちろん「伸縮性」に優れます。
また手のひら側の多孔質PUは指先までしっかり覆われていますので、一般的な軍手と違い生地の密度が高い為ハリが刺さりにくくなっています。
厚みがあるというより、同じ薄さで密度があるというイメージです。
止める部分はマジックテープになっているので、お好きな締め具合で調整できます。
「機能性」に関して、指先にフィットするのか疑問もあるかと思いますが、先に記述した通り薄さがある作りなので餌付けやハリ、仕掛けの取り付けもしやすくとても馴染みやすいので違和感も感じにくい作りです。
余談ですがこのAirflowが他のEXTRAGUARDと違う点は親指と人差し指はタッチパネルが操作出来る生地になっているんです。
釣行中のスマートフォン操作も出来る優れモノです。
わざわざ外さずにスマートフォンの操作が出来るのは魅力的ですね。ありがたや。(*`・ω・´)
また通気性に優れる事でメリットなのは、すぐ乾くという事です。
釣れた魚のハリを外す際に、魚体に触れる機会がありますがいつまでも濡れたままではロッドのグリップ部分も湿ってしまいます。
しかし、このすぐ乾く特徴は軽くタオルで手袋を拭くだけで湿り気が軽減されるので、すぐに釣行に戻れます。
もちろん、普段の洗濯でも速乾ですので朝釣り帰りでも昼には乾いてくれますよ。(^^)
連日釣業の際には大助かりです。笑
★余談ですが写真の魚種「キタマクラ」はフグの仲間で皮膚に毒性がある為、素手は厳禁です。
ロックフィッシュ狙いに限らず、どのシチュエーションでも釣れる可能性のある魚ですが、
このキタマクラが皮膚に持つ毒は「テトロドトキシン」といわれる毒で、フグの毒として聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
フグ科のテトロドトキシンは食物連鎖の中で、最終的な捕食者である生物の体に毒が蓄積するのですが、ニオイや見た目などで判断するのは、まず不可能です。小さいサイズであっても油断禁物です。
また決して他の魚と一緒に入れてはいけません。他の魚に毒が付着してしまいます。
ハリから取り外した後に海水で良いので、軍手ごと水で流した後にペーパータオルやティッシュで拭き取る等して毒が残留しないようにして事故を防ぐように心がけましょう。
テトロドトキシンは熱やアルコール等での解毒は出来ない為、如何にして毒の残留をさせないかがポイントになります。
トラブル③:危険な魚が釣れた・・・メゴチバサミ(フィッシュグリップ)
さて、先述しましたキタマクラのように、楽しい釣りの最中に招かれざる毒魚が釣れてしまう事があります。
手で掴んで取り外しが出来る魚もいれば、鋭いトゲ・毒のヒレで触ることが出来ない場合は迷わずアイテムを使いましょう。
危険な魚が釣れた時・・・素手は厳禁!メゴチバサミで掴もう
こちらがメゴチバサミです。参照:イシグロ オリジナルブランド・NEOよりお魚グリップ120
ギザギザした部位でしっかり挟む事が出来ます。
今ではその見た目からワニバサミ等、色々な呼び名がありますが、そもそも何故「メゴチ」と呼ばれているのかは謎です。(´・ω・`)
恐らくですがメゴチ(ネズミゴチ)のようなヌメリがあり、エラにトゲのある魚を安全につかめることからじゃないかと・・・。
写真の魚は穴釣りで釣れる「ギンポ(銀宝)」さん。
イメージは大型のドジョウですが、ヒレが硬く素手で掴んでしまうと暴れた時に怪我する事も。
それでもメゴチバサミがあれば大丈夫です。
頭を押さえれば安全にハリを取り外し出来ます。また眼を隠すように挟み込むのも有効です。
20cm以下の魚なら、上記の簡易的なメゴチバサミでも有効ですが、20cm以上、またはウミヘビやウツボなど噛みついてきたり巻き付いてくる魚はフィッシュグリップを利用しましょう。
参照:Yahooショッピング
写真の魚は「ダツ(駄津)」です。
英名は「ニードルフィッシュ」と呼ばれる通り、鋭い口先が特徴の魚です。
夜間・日中問わず光やキラキラしたモノに突進してくる為、ルアーにもワームにも反応する厄介者です。
水中から出してしまえば多少は勢いも落ちますが、元気な個体は噛みついてきますので道具を使ってルアーを外すのが一番です。
ですが、どんな危険な魚が釣れてもまず大事なのは誰もケガをしないようにする事。
間違っても、仕掛けが勿体無いからとラインを引っ張ってブンブン魚を振り回してはいけません。
飛んでいってしまった先に人がいたら大惨事です。絶対にやめましょう。
また、予想外の大物だった場合は魚体を寄せてラインをなるべく短く切って逃がすのも1つの手段です。
先輩ライターでアカエイを体験されたマガジンがあります。貴重な体験談になりますので是非ご一読して下さい。
【サーフゲーム】アカエイで事故った話:東北三浦イーグルスさんのマガジンより
※流血表現ありです。苦手な人はご注意ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
釣具屋さんやネットショップでもたくさんのアイテムを見る事が出来ますが、使うシチュエーションやなぜ必要なのかは経験しないと分からない事がほとんどです。
むしろ経験していないと、知識や道具があっても徐々に気が緩んでしまいます。自己責任では許容出来ない事も起き得るのです。
分からない事があれば、
①釣りの先輩に聞く
②釣具屋の店員さんに聞く
③ネットで調べる
④釣り雑誌で調べる
この4点で知識をつけて、フィールドでは経験を積んでいきましょう。
道具の準備や装備は少し大袈裟かな?と思うくらいに用心しても良いのですよ。笑い話になればそれで良し。備えあれば憂いなしです。٩( 'ω' )و
次回は後半4種アイテムを紹介致します。お楽しみに!
彼から釣りデートに誘われて早3年。
無事に釣りあげられ、今は夫となった彼よりも海に出向く事が多い、駆け出しアングラーです。
釣りモットーは《釣って楽しい&食べて美味しい》
初恋はイサキちゃん。今はメジナちゃんに絶賛片思い中です。